このページをご覧のあなたであれば、今日の経営は、ある程度の知識と勘で行えるものではなく、企業を取り巻く様々な条件を真剣に考えた上での「数値・計数」に基づいて行うものであることは、既にお気付きですね(当然のことながら、そのデータは正確かつ利用可能なものを作成する必要があります。)。
経営は、イキオイだけでは継続することは難しいでしょう。
事業を興して間もない立ち上げの時期であれば、とにかく売らなければ生活できないのですから、売上だけを考えて経営していればいいわけです。少々安く売っても、将来の信用を築き上げるためということで、とにかく売上が優先されます。この時期なら、経理出身の経営者よりも営業出身の経営者のほうが適任です。まったく経理を知らなくても成功することが可能でしょう。
しかし、事業が大きくなる拡大の時期になると、企業内部の組織を作ったり、設備を整えたり、従業員を雇い入れたりとバランスを考えて経営していかないと資金がショートしてしまいます。
黒字倒産って言葉を聞いたことがあると思いますが、黒字(儲かっている)なのに、なんで倒産するの??不思議ですね。
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超簡単な次の例え話をご覧ください。。
ある経営者は、手形を振り出し100円を借りて開業しました。
経営者は、その100円で商品を買ってきました。手許の資金は0円になりました。
翌日に、その買ってきた商品を150円で売りました。代金は翌月にもらう約束をしました。
この時点で、損益計算では、、
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(収益) |
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(費用) |
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(利益) |
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150円 |
- |
100円 |
= |
50円 |
つまり、50円の儲けです。
ところが資金は当初100円あったのに、今は0円です。
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(収入) |
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(支出) |
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(残金) |
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100円 |
- |
100円 |
= |
0円 |
月末がやってきて、手形の期日になりました。
50円儲けているのに、お金は0円、、。払えません。。倒産です。 |
利益はあるのに、資金がない。。これが黒字倒産です。
すぐれた販売能力・営業能力を持っていても資金管理能力がなければ会社はつぶれてしまうのです。
もし、この経営者がその月中に集金していれば、、もし手形の期日を翌月にしていれば、、どうなっていたでしょうね。
会計の重要性は、この例えからも、わかりますよね。